2020-05-26 第201回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
5Gへのシフトが進む中でこのままの状況が継続すれば、海外ベンダーのシェアはますます高まり、国内ベンダーは減少していくものと予想をされます。 一方で、各国の主要通信キャリアを中心に、力を付け過ぎた海外ベンダーに対する危機感から、情報通信システムを単独のベンダーに任せるのではなくて複数のベンダーに対してオープンにする取組が本格化しているということであります。
5Gへのシフトが進む中でこのままの状況が継続すれば、海外ベンダーのシェアはますます高まり、国内ベンダーは減少していくものと予想をされます。 一方で、各国の主要通信キャリアを中心に、力を付け過ぎた海外ベンダーに対する危機感から、情報通信システムを単独のベンダーに任せるのではなくて複数のベンダーに対してオープンにする取組が本格化しているということであります。
こうした中で、この法案でこの基地局の整備、これから進めていこうということでありますけれども、進めていったはいいけれども海外ベンダーのシェアが非常に広がっていくと、こういったことも容易に想像できるわけであります。諸外国では、アメリカや英国などを見てみますと、海外ベンダーの比率を一定程度に抑えたり、特定の分野の調達から外すと、こういうようなことも実際に行われているというふうに聞いています。
まず第一に申し上げたいのは、今、国際的に主要通信キャリア、つまり5Gを導入する側を見ますと、これまでややもすると特定の海外ベンダーに過度に依存してきたんじゃないかという、そういう危機感から、今後の5G時代、更にその先については、そうした情報通信システムを単独のベンダーに任せきりにするのではなくて、複数のベンダーに対してオープンにする取組、マルチベンダー化とも言われますけれども、そういう取組が本格化をしているところでございます
○梶山国務大臣 現在のモバイル用途の情報通信システム市場では、海外ベンダーが世界シェアで上位を占めて、国内ベンダーは大変厳しい状況に置かれているというのは、委員御指摘のとおりであると思っております。国内市場に目が向き過ぎていたということもありますでしょうし、そういった研究開発の投資ということもあったと思っております。この現状というのは認めざるを得ないと思っております。
5Gへのシフトが進む中で、このままの状況が継続すれば、委員御指摘のとおり、海外ベンダーのシェアはますます高まり、国内のベンダーは減少していくものと予想をしております。 一方で、各国の主要通信キャリアを中心に、力をつけ過ぎた海外ベンダーに対する危機感から、情報通信システムを単独のベンダーに任せるのではなくて、複数のベンダーに対してオープンにする取組が本格化してきております。
今回、今委員御指摘のとおり、通信基地局市場で海外ベンダーが世界シェアで上位を占めていて、国内ベンダーが厳しい状況に置かれているという御指摘がありましたけれども、私の方からは、まずこの敗因分析についてお答えをさせていただきたいと思います。
先生から御指摘あったように、各社のIR資料や報道などによりますと、研究開発投資に関してでございますけれども、ある海外ベンダー、中国のベンダーでございますが、日本のベンダーの十倍以上の研究開発投資を実施しているという状況にございます。